このブログは主に海外の中級~高級ホテルのジムの筋トレ設備を紹介する記事を掲載していますが、たまには道中のことも書いてみようと思います。それもリアルタイムに近い形で。
今回は、香港でデュアルSIMのiPhone 11をゲットして、広州で飲茶して、バドミントンワールドツアーファイナルズを観戦しようという企画です。
明日以降、泊まった広州のホテルのジムをご紹介しようと思います。
(予定)アロフト広州天河、オークウッドプレミア広州、ウェスティン広州、広州マリオットホテル天河
- きっかけ
- フライトチケットはANAの特典航空券で
- 観戦チケットは事前入手できず!
- 宿は無難に欧米系のホテルを選択
- 香港と広州で使えるSIMカードをAmazonで入手
- 香港のデモ情報や交通機関の情報確保
きっかけ
香港版のiPhone 11が欲しくなった
中国/香港/マカオ版のiPhone 11はデュアルSIM仕様
普段はiPhone SEを使っているのですが、写真を撮りまくっているとあっという間にバッテリーがなくなってしまうようになりました。また、モバイルSuicaを始めとする電子マネーが使えないことが不便でなりません。
そんな折、中国/香港/マカオ版のiPhone 11は、デュアルSIMに対応しているということを知りました。1台の端末に、2つのSIMカードを挿せるようになっているということです。
現地でのモバイルデータ通信の方法
海外でスマホでデータ通信をする方法は、ホテルやカフェやポケットWiFiでWiFiを使うというのを別とすれば、次の2つです。
1.日本のSIMカードを使い(挿しっぱなしのまま)、ローミングをオンにしてモバイルデータ通信を行う
2.現地のSIMカードを使う
1のメリットの一つ目は、スマホをいじってローミングをオンにするだけなので楽なことです。メリットの二つ目は、日本の電話番号にかかってきた電話を現地で受けられることです。
一方で、デメリットの一つ目は、日本の携帯電話会社の海外データ通信料金プランは高いので、何日も使ってしまうと料金が高額になってしまうことです。
デメリットの二つ目は、私の場合こちらが決定的なのですが、私が契約している格安SIMでは海外でモバイルデータ通信ができないのです。ほぼ全ての格安SIMが同様だと思います。
2のメリットデメリットは、その逆です。メリットは、当然ながら現地でモバイルデータ通信ができることと、料金が安いこと。デメリットは、入手がやや面倒くさく、SIMカードの交換作業が必要なこと。ただ、今は、現地で使えるSIMカードは日本で事前にAmazonで安く手に入るようになりました。交換作業は、慣れてしまえば1分もかかりません。ただし、日本の電話番号にかかってきた電話を受けられない、というデメリットは残ります。
今までのモバイルデータ通信環境
私は普段、海外に居る間は、事前に日本で買った安い現地のSIMカードをiPadに挿し、テザリングでiPhoneを使っています。iPhoneに現地のSIMカードを挿してしまうと、日本のSIMカードを抜くことになり、日本の電話番号にかかってきた電話を取れないからです。上のメリットの良いとこ取りを狙っているわけです。
(ちなみにレンタルポケットWiFiはローミングよりは安いけど現地SIMよりは高いので使いません)
ただこれだと、モバイルデータ通信につながりっぱなしというわけにはいかず、iPhoneの画面をオフにするたびにテザリングが途切れます。iPhoneを頻繁にiPadに繋ぎ直す手間がかかってしまうのです。これは面倒だなぁと感じていましたが、我慢していました。
デュアルSIMの良いところ
デュアルSIMのスマホであれば、日本と現地のSIMカードの両方を同時に挿して使えるのです。日本のSIMカードで日本からの電話を受け、現地のSIMカードで安くデータ通信をする、という理想の環境が手に入り、私の悩みは一気に解消されるはずです。
アンドロイドのスマホでは日本でもデュアルSIMの端末が買えるようですが、iPhoneから変えるつもりはありません。そうすると、中国/香港/マカオ版のiPhone 11が魅力的に思えます。
香港が良さげ
マカオは馴染みがないので、中国か香港にしようと考えてさらに調べました。そして、中国だと税金還付の手続きが必要だけど、香港は不要なので楽そう、ということで、香港が良さげだなと思うようになりました。
海外版はシャッター音を消せる
これは中国/香港/マカオ版に限ったことではなく、海外版のiPhone共通だと思いますが(すみませんうろ覚えです)、マナーモードにしていると、シャッターの音も消えます。日本版iPhoneは、盗撮防止とか言って、シャッター音鳴りますよね。
ジム内でマシンを撮るときも、お店で料理を撮るときも、子供のいきいきとした表情を撮るときも、シャッター音は邪魔です。今持っているiPhone SEはハワイで買ったものなので、無音で撮れます。買い換えるならまた海外版が良いなと思ってました。
バドミントンワールドツアーファイナルズが観たくなった
最近にわかにバドミントンファンになりまして、海外に日本代表の応援に行くこともありました(韓国とインドネシアのホテルジム紹介はその賜物です)。
ただ、11月25日~12月1日の全日本総合選手権は所用で観戦できず、そしたら応援し続けていた奥原希望選手が優勝したではありませんか!ファンなのでもちろん嬉しいんですけど、直にその瞬間を見られなかったことが悔しい。すごく悔しい!!
ふつふつと、ワールドツアーファイナルズに行きたい気持ちが沸き上がってきました。
バドミントンワールドツアーファイナルズとは、ざっくり言えば、その年の上位8選手で戦ってその年のナンバーワンを決める大会です。奥原選手も出場します。12月11日~15日で、場所は中国の広州だそうです。
二つの欲望が合体
で、広州ってどこ?調べてみたら、香港から電車で移動できる場所だというではないですか。
二つの欲望がつながり、香港でiPhone 11買って、広州で日本代表を応援し、ついでに広州で飲茶をしてくる、というプランを思いついてしまいました。
日程は12月12日~16日。日曜日に決勝戦を見てその日に帰国、という都合の良い便は無かったので翌日出発。午後便で、ちゃんと起きられれば余裕があるはずなので、朝は1人飲茶してきます。「食は広州にあり」って聞いたことありますか?広州は美食の街なんだそうです。
フライトチケットはANAの特典航空券で
幸い手元には陸マイル活動で貯めたマイルがふんだんにあります。ANAだとローシーズンで往復17,000マイルで行けることが分かり、ANAの特典航空券で行くことにしました。
次に、先に香港でiPhone買ってから広州に行くか、帰りに香港に寄ってiPhone買うかを決めなければなりません。飛行機と電車の時刻表を調べてみたら、どちらもやれそうではありました。
しかし帰りに香港に寄るプランは、何か計算違いが起きた時に、飛行機に乗り遅れるリスクがあります。それは怖いので、先に香港に行くことにしました。日本→香港→(電車)→広州→日本という順序です。
決断したのがギリギリだったので空き状況が心配でしたが、特典航空券は、問題なく予約できました。
観戦チケットは事前入手できず!
観戦チケットに関しては、予想外のトラブルが発生しました。ついこの間までWEBで販売されていたのですが、航空券発券後に再度アクセスしたら、空きチケットが見つからないのです!
驚いてそのサイトの問い合わせ先にメールで問い合わせると、「WEB販売は終了したので、現地で直接購入してほしい。ただし券種と空き状況は保証できない」との回答が。
売り切れになったわけではないことには安心しましたが、なんの予告もなしにWEB販売が終了になったことは、正直言って不服です。とはいえ仕方ありません。果たして観戦できるのでしょうか。最悪ダフ屋の利用も視野に入れつつ、ここは見切り発車することとしました。
あ!奥原選手が初戦でタイツーイン選手に勝ちました!!これは朗報。
宿は無難に欧米系のホテルを選択
会場は天河体育館というところらしいです。そこから徒歩圏内の筋トレ設備があるホテルを探しました。海外でホテルを探すときは、いつもまずTripAdvisorを見ます。何しろ時間がありません。大急ぎでカキコミを漁ると、どうやらローカルのホテルは避けたほうが良さそうに思え、無難に欧米系のホテルを選択することにしました。マリオット系列に偏ってるのは、チタンエリートステータスをフル活用しようという魂胆です。
ホテル選びについては別途記事にしようと思います。
香港と広州で使えるSIMカードをAmazonで入手
現地で使うSIMカードは、前に香港で使ったことがあるものをAmazonで購入しました。挿したまま広州でも使えるそうです。
香港のデモ情報や交通機関の情報確保
香港のデモ隊と警察の衝突は、一時期よりは少し落ち着きましたが、まだまだ予断を許さない状況です。
旅行者が注意すべきことについては、こちらで大変有益な情報をまとめていただいています。取り急ぎ、紹介されているアプリを入手したり、サイトをブックマークしたりしました。
明朝出発です。何といっても、観戦チケットを確保できていないことが気がかりです。どうなることやら。