すったもんだした初日の移動を終え、ようやく観戦の日を迎えました。と言っても、まだチケット買えてないのですが。予告なしに、いつの間にかWEBでの前売券販売が終了していたのです。
今回は広州で開催されるバドミントンワールドツアーファイナルズのチケットの買い方にフォーカスします。ワールドツアーファイナルズは2020年も広州で開催される予定みたいなので、観戦希望の方には参考になると思います。
- 広州のワールドツアーファイナルズのチケットを事前に日本で購入することは可能
- 広州のワールドツアーファイナルズのチケットはかなりお高め
- 高いと近くて見やすくて、安いと遠くて見づらい、というわけではなさそう
- ワールドツアーファイナルズのチケットは昼の部と夜の部がある
- 【要注意】前売券のWEB販売は大会開催数日前に突然終了する
- アロフト広州天河から徒歩で会場に向かう
- 当日券の購入は簡単
- 決勝戦のチケット購入を申し出る
- 旅の教訓
広州のワールドツアーファイナルズのチケットを事前に日本で購入することは可能
この広州のワールドツアーファイナルズには、WEBでの前売券販売がありました。さすがに日本語のページはないですが、英語のページはあるので、日本人にも買いやすいほうだと思います。
ちなみに、毎年行われる大きな大会のひとつであるインドネシアオープンは、現地語だけで英語のページすらなく、しかもあっという間に売り切れるので、外国人が事前に入手するのは相当困難です。これに比べたらマシかと。
で、事前に購入する方法については、こちらの方のブログに詳しく書かれています。
この記事は、現地でスマホいじってて見つけました。出発前に見つけられていれば、どんなにか楽だったことか・・・。私はゼロから調べて大変苦労した挙げ句、これからお話しするとおり、結局事前には買えませんでした。
ただし、座席の配置とか、チケットの受け取り方法とか、2019年は少し違っている点があるようです。
(リンク先の記事は2018年の大会についてです)
広州のワールドツアーファイナルズのチケットはかなりお高め
他の大会に比べて、広州のワールドツアーファイナルズのチケット代は高いです(よね?)。チケット販売ページ見てびっくりしました。
チケット販売サイトの大麦(ダーマイ)の英語サイトより転載。以下同じ。
https://en.damai.cn/
日によって値段は異なります。一番安い四等席で100元(約1,600円)〜300元(約4,800円)、一番高いVIP席は800元(約13,000円)〜2,000元(約32,000円)です。
高いと近くて見やすくて、安いと遠くて見づらい、というわけではなさそう
すみません、解像度が粗めで見づらいかもしれません。どうやら色分け(VIP席~四等席の配置)自体は、毎日同じようです。
重要なポイントは、料金が高いと近くて見やすくて、安いと遠くて見づらい、というわけではない可能性があるということです。
ワールドツアーファイナルズのチケットは昼の部と夜の部がある
バドミントンの国際大会は、試合の順序が前日に決まるみたいです。にわかファンなので詳しくないのですが、今年(2019年)観に行ったバーミンガム(イギリス)、シドニー(オーストラリア)、ジャカルタ(インドネシア)、仁川(韓国)、そしてこの広州の全ての大会がそうでした。
この広州の大会は、興行の形態に大きな特徴があります。最終日の決勝戦以外の日(初日から4日目まで)は、11時からと18時からの二部制になっていて、それぞれ別にチケットを買わなければならないのです。
最初から丸1日全部通して観るつもりの人にとっては、「チケット代が高くつく」というだけのことです。
(と言っても他の大会に比べて高いのでこれだけでも十分痛いことですが)
一方、私のように特定の選手の試合だけ観たいと思っている人にとっては、「前日に試合の順序が発表になるまでチケットを買うことができない」という大きな障害となるのです。
(昼の部も夜の部も買っておけば良いわけですが財布の事情でそういうわけにもいかず)
【要注意】前売券のWEB販売は大会開催数日前に突然終了する
決勝戦は1日1枚のチケットで確実にお目当ての選手の試合が観れるので、決勝戦のチケットだけは事前に買っておこうとWEBで途中まで購入操作を進めてみました。
(その選手がもしも準決勝以前に敗退した場合は当然観られないわけですが、それを言ったらどの大会だって同じことで、チケットが売り切れるリスクと決勝まで進まないリスクのどちらを避けたいのかを秤にかけるしかありません。)
しかし、
①全席指定席だけど、事前に座席指定ができない
②国際クレジットカード(Master、AMEX、JCB。VISAは不可!)で決済すると3%の手数料が上乗せされる
というので躊躇して、決済直前でいったん保留にしました。
①の事前に座席指定ができないという点は、前述のように、せっかく一等席買ったのに四等席より見づらい可能性があるというような今回の大会では、かなりのリスク要因ですよね。
(上のリンク先の記事によると、2018年は座席が選べたようです。もしかしたら、私がアクセスしたタイミング(初日の1週間前)が遅すぎたせいで、指定できなかったのかもしれません。)
だけど、数日後、腹を括って購入する意思を固めました。せっかく行ったのに完売で決勝戦が観られなくなるかもしれないくらいなら、少し(かどうかはわからないけど)くらい観づらくったって、3%の手数料が取られたって、いいや!と思ったのです。
ところが・・・
最初の画像のように、12月4日深夜の時点では毎日の等級別チケット料金が表示されていたのに、このとおり、まっさらな画面が出てきました。12月7日のことです。
さらに進んでみると、
変てこな英文ですが、どうやら「販売を終了したか、売り切れたかなんかでとにかく買えませんよ」ということらしいです。
ガーン!(衝撃音)
慌てて右上に見えるメールアドレス宛てに、「完売しちゃったの?」と英語でメールを送りました。すると翌日、日曜日にもかかわらずすぐに返信があり、「WEBでの販売は止めちゃったので、会場の当日券売り場に来てね。希望の席が空いてるかどうかは保証できないけど」とのこと。
うーんこれは悩みました。何しろ、チケット入手しないまま見切り発車したインドネシアオープンで、結局現地でチケットが手に入らず、ホテルの自室にこもってテレビ観戦した、という苦い思い出があるのです。今回の旅行、やめようかどうしようか・・・
最終的には、行くことにしました。デュアルSIMのiPhone欲しかったし(っていうかもう入手したつもりで妄想が膨らんでしまっていた)、ダフ屋だっているだろうし(実際にいた)、ダメならダメで話しのネタになるだろうと思ったのです(現にこうして書いてるし)。
アロフト広州天河から徒歩で会場に向かう
アロフト広州天河から会場の天河体育館の入り口までは、歩いて20分ほどでした。体育館自体はもっと近いのですが、一般人の入り口は1箇所に絞られていて、アロフトからは体育館を回り込まなければならない位置だったのです。
Googleマップには載っていないアロフト広州天河の場所はこちら↓
会場入り口はこの辺↓
体育館は天河スポーツセンター(体育中心)の一角にあり、そのスポーツセンターの敷地までは道路を渡ってすぐです。敷地内では市民スポーツに興じる老若男女の姿があちこちで見られました。
ここまで来る道中で、自転車に乗ったおじさん何人かに話しかけられました。言葉がわからないのでキョトンとするばかりだったのですが、入り口に来てわかった。あれはダフ屋だったのです。入り口の周りはウジャウジャいました。
当日券の購入は簡単
ダフ屋を無視して中に進み、手荷物検査を通過。当日券売り場を探します。
ありました!どうやら、左はWEBやアプリで購入した人向けのチケット引換窓口のようです。右側に並んで、一番安い席を1枚くださいと、身振り手振りで意思を伝えます。
決勝戦のチケット購入を申し出る
売り場に、英語が少しわかる黒縁メガネのいかにも人の良さげなお兄さんがいました。これはチャンス!決勝戦のチケットも買いたいことを伝えます。そしたら、ここでは当日のチケットしか売っていなくて、明日以降のチケットは、オフィスに行かないと買えない、ただし座席の空き状況はわからない、と言うのです。
日本でWEBで購入手続きを進めたときに、チケットはオフィスに引き取りに行くことになっていることを知っていたので、そのときにメモした住所を見せたら、そうだこの場所だここの23階だ、と言うのです。
さあどうしよう。決勝戦はもう明後日。ここまで来たらジタバタしても仕方ないと開き直って当日を迎えるか、それとも少しでも早くチケットを確保しにいくか。お目当ての奥原希望選手の今日の試合は11時からの第一試合で、その後はたっぷり時間があります。
悩んだ末、午後は、そのオフィスに行ってみることにしました。まあこれまた何かしらネタになるでしょうし。
果たして、決勝戦のチケットはまだ空きがあるのでしょうか?その前に、オフィスには辿り着けるのでしょうか??後編に続く。