ライトホテルは、ハノイの旧市街にあるローカルホテルです。このエリアは、5千円台でそこそこのところに泊まれます。しかし、ジムが無いところが多く、有っても、有酸素系が数台置いてあるだけなんてことはザラです。そんな中、このライトホテルは、わずかにお高めですが、狭いながらも部屋の半分を筋トレ設備に割いている意欲的なホテルです。
ライトホテル（The Light Hotel）
料金目安（1部屋1泊）・・・7,000円〜（時期と混雑状況による）
星（TripAdvisor記載）・・・４つ星
旧市街は、観光客が想像するベトナムらしい街並みとして人気のエリアですが、ローカルホテルばかりで、そのほとんどが３つ星〜４つ星です。ただ、ベトナムに限ったことではないですが、星って、基準がよくわかりません。実際に泊まってみると、上振れも下振れも両方感じることがあります。あくまで目安程度に考えた方が良いでしょう。
ジムの概要
筋トレ総合評価（独断）・・・５.１
営業時間・・・6時30分〜22時
特徴
このエリアのホテルらしく、ジムの室内はそれほど広くありません。たいてい、有酸素系のマシンを中心にして、隅っこに1kg〜10kgダンベルセットとフラットインクラインベンチだけ、となりがちなのですが、ここは、有酸素系もそこそこに、半分から向こうは筋トレ設備です。
上半身
バーベルベンチプレスとラットプルダウン/シーテッドロウ兼用マシン
事前にTripAdvisorやHotels.com等の画像で見ていたのでわかってはいたのですが、なんとここにはフリーウェイトのベンチプレスがあります。珍しいんですよ。
なんならショルダープレスやベントオーバーロウなんかもできるので、嬉しい人、多いのではないでしょうか。ただちょっとプレートが少ないですね。
この規模のホテルなのでスタッフが居るわけもなく、ジムは無人です。潰れても、助けてくれる人はいません。自己責任でやってね、ということなのでしょう。
私は旅行中はプル系を重視しますので、ラットプルダウンがあるのはありがたいです。しかも、軌道が固定されていない、こういうケーブルタイプのほうが好きです。トライセプスプッシュダウンもできますしね。
フライ/リアデルトイド兼用マシン
出ました！私の好物です。これからたくさんお値打ちなホテルのジムをご紹介していきますが、このタイプのマシンって、五つ星ホテルの立派なジムでも置いていないところ多いいんです。今のところ、ハノイではここだけでしか見ていません。
ホーチミンだと、ここにあります。
下半身
レッグエクステンション
このレッグエクステンション専用マシン1台だけです。ここはレッグカールとの兼用マシンにすればよかったのに、と思いますよね。
フリーウェイト（ベンチプレス以外）
ダンベルとフラットベンチ
このダンベルからも、このホテルの筋トレ意識が垣間見える気がします。
なんと、6kgからなんです。重いですよね。上が24kgというのもこのクラスのホテルでは重いほうです。なんというか、ゴリゴリな感じです。
有酸素系
もともと有酸素系が好きではないということもあり、写真撮りませんでした。
ランニングマシンが2台とバイクマシンが1台ありました。バイクマシンって、いくつかバリエーションがあります。ママチャリみたいな姿勢で漕ぐのと、背もたれに寄りかかって漕ぐのと、ちょっと競輪選手みたいに前かがみになって漕ぐのと。それぞれ、なんて呼び名なんでしょうか。ここのはママチャリタイプでした。
まとめ
旧市街のホテルのほとんどはジムが貧相な中、ここは頑張ってる
バーベルベンチプレスと6kg〜24kgのダンベル
下半身のマシンはレッグエクステンションだけ
おまけ
このホテルは、各種旅行サイトの画像に比べ、本物のほうが高級感がありました。画像がちょっと明るすぎる気がします。実際は、良い意味で少し薄暗く、木材や調度品が高級な雰囲気を醸し出しています（とはいえこの価格帯なので過度な期待は禁物です）。
非常に蒸し暑く、歩き疲れていたこともあり、撮影後、このホテルの上層階のカフェ/レストランで休憩したのですが、居心地が良かったので予定外に長居してしまいました。館内を案内してくれた若い男性も、ウェイターの初老の男性も、それはそれは親切丁寧でした。
1人旅はもちろん、筋トレをしないお連れの方がいても、それなりに満足できると思います。 筋トレコスパだけでなく、総合的なコスパも良さそうです。
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